体調不良には様々な原因があります。
季節によってもその特色が異なります。
しかし、現代人の体調不良には
「食べ過ぎないこと。」
が最も効果があります。
(もちろん、栄養失調状態にある方は別ですが)
なぜ、腹八分目が良いのか、食べ過ぎないことが
良いのか、以下に説明してみましょう。

写真は信楽焼きの浴槽ですが、人間の体を
この浴槽だと思ってみてください。
人それぞれ、その浴槽の容量は異なります。
また、年齢によっても変わってくるし、体調に
よっても変わってきます。
食べ過ぎると、人間という名の浴槽は
お湯が溢れた状態になります。
この状態で、
少しでも、浴槽が揺れたり(=ストレス)
何か、浴槽に余分なもの(病原)が入ったり
すると、ザーッと浴槽からお湯があふれ出します。
お湯があふれ出すということは=発病する
ということです。
しかし、浴槽のお湯を八分目までで留めておくと
どうでしょう?少々のことではお湯はこぼれません。
つまり、発病しないのです。
もちろん、お湯が少なすぎても困ります。
何か物が浴槽に落ちて、底が割れたりしたら
大変なことです。ほどほどにお湯が溜まっている
必要はあります。
でも、現代人の過半数以上の人は浴槽からお湯が
溢れ出ている状態で、日常生活を送っています。
ひどい場合は症状が出ているのに気付かないで
平気な顔をして過ごしていることさえあります。
つまり、過飽和になって、鈍感になっているのですね。
ここまで、書けばお分かりいただけたと思います。
まだ、まだ、言いたいことはあります。
何だか原因がわからないけど体調不良。
そんな方はこの記事を参考にして、
腹八分目を実践してみてください。
まず、過飽和状態を抜け出し、自分がどんな状態
であるのかを、察知することが大切です。