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色彩とこころとからだの物語-1

 芦屋こころとからだのクリニックも開院してこの4月で一年を迎えることになります。ここにきて、ふと気が付いたのですが、今まで私がなぜ色彩を活用した診療をするようになったかについて触れたことがなかったので、それを何回かにわけて語らせていただきたいと思います。

 私は、近畿大学医学部を平成元年卒業後、同年医師免許を取得し、神戸市立中央市民病院で内科研修医として2年間勤務いたしました。今は克服できていますが、めまいが持病の私にはかなりハードな2年間でした。しかし、そこで過ごした2年間は救急から麻酔科、内科全般と幅広い臨床医としての基礎を築くのに充分な研修期間でした。

 その後、私は母校の近代医学部大学院に入学と同時に神経内科医局に属し、神経生理学の研究(シナプス可塑性という記憶に関する研究です。)を行い、医学博士を取得後、神経内科医として大学病院や派遣先の馬場記念病院で臨床の研鑽をつみました。そもそも、私が神経内科を志したのは持病のめまいをなんとか克服したいと願ったからです。(学生時代にかかったどの病院も根本的な治療はなく、あげくのはてには「必ず再発します。」と言われてしまうありさまでしたので、、、)

 そして、2001年私は父が開業している、大阪市東住吉区北田辺の春田クリニックを引き継ぎ院長となりました。私が父からバトンを受け継いだ時、父はすでに70歳を超えており、実はクリニックは何年間も赤字が続いていたことを知りました。その時私は結婚もし子供も生まれておりましたので、何とかクリニックを立て直すためにがむしゃらに働きました。

 患者様との垣根を無くすために、おそらくは日本で一番小さな疾病予防運動施設の認可をなんとか取り付け、体操教室やヨガ教室など疾病予防のための様々な取組をいたしました。そして、地域の皆様たちと親しくなり、離れていた患者様も徐々に戻りだして、さらに新しい患者様や、小児のお子さんたちそして、それはそれは沢山のお年寄りたちにも愛していただけるようになり、医療機関とは思えない、とっても賑やかな明るいクリニックとなりました。ピークの時には一日の患者様が120人を超えていたことがあったと記憶しています。

 でも、クリニックの反映とは裏腹に、私のこころとからだは悲鳴をあげていました。不定期に繰り返す持病のめまいに苦しめられ、疲労もピークを越えて、疲れているのがどういうことなのかもわからないくらいに疲れていました。典型的なワーカホリックでした。

 そして、そんな時忘れもしません、2006年の小泉改革により医療点数が大幅に削減され、当時のクリニックの運営は大幅な打撃を受けました。経営的なお話しで申し訳ないのですが、なんとか赤字の回収にめどが立ち始めた矢先のことだったのです。その時の私の電池は完全に枯渇していたのですが、このことを機に私は完全にシャットダウンしてしまいました。  燃え尽きたのです。

 その5月ゴールデンウイーク明け前、私は倒れ救急車で運ばれました。ここでは詳しくは述べませんが、気力も免疫力も尽きていたのです。危うく命を落とすところでしたが、奇しくも私が研修医をしていた病院の救急外来で一命をとりとめることができました。

 でも、開業医は休むことができません。私は救急車で運ばれた次の日から診療をなんとか再開しました。患者さんの合間にカーテンの影で酸素吸入をしたり、点滴したりしながらです。それからなんとか復活するまでの一年間はほんとに地獄の一年間でした。

 私はその時、もし、神様がいるなら、なぜ、こんな酷い仕打ちをするのだ!!人のために働いてきたのに、どうしてこんな目に会わないといけないんだぁ!!と、普段信仰心もないくせに、神を呪いました。そして、海底に突き落とされたようなどん底からの這い上がりが始まったのです。

 ほんとなら、2か月くらい入院したかったです。ほんとにしんどかった。私は身長が164cmで現在体重は58kgくらいですが、救急で運ばれたあと体調は回復するどころかどんどん衰弱してゆき一時体重は40kgを切る寸前まで行きました。

 そんな極限の状態の時です。私の感覚は非常に研ぎ澄まされていました。私の自宅から1kmぐらい離れたところを高速道路が走っているのですが、その道路の継ぎ目をトレーラーが通過する時のタイヤの重低音が聞えるのです。そして、自律神経系も暴走していました。自律神経は完全に脳の制御を失い、勝手に周期的に症状を繰り返すのです。のどの違和感からはじまり、息苦しさになり、それが通り過ぎると胃のあたりに違和感が移り、腸へとゆきそして、それが直腸に達するとぷっ〜とオナラが出て、1周期の終わりです。その波が定期的に襲ってくるのです。恐怖と苦しさの中でもがきながら、私は時計の秒針を確認していました。するとその周期は毎回、きっちり90分だったのです。90分というサイクルは人間にとってとても重要なサイクルです。その時、私は自律神経が脳のコントロールを失うと90分サイクルのリズムを刻むことを身を持って知りました。

 さて、長くなりましたが、これからが本題です。
そんな感覚が研ぎ澄まされた状態の時、私は色の持つとてつもないインパクトに翻弄されていました。ある瞬間には青色がとてつもなくいい色に思えたかと思うと次には青色は全く見たくなくなり、緑色、緑色、緑色と緑ばかりを探そうとする瞬間がやってきて、その次にはまた見たい色と見たくない色がどんどんと移り変わってゆくのです。

 色に、こんな強烈なメッセージがあったなんて、

私は地獄の底で蠢きながら、色彩の持つパワーに気付かされたのです。

 なんなんだ、これは・・・

そういえば、アーユルヴェーダ医学でも、陰陽五行説でも、色が出てくる、、、

これにはきっと、とっても重大な意味があるのだ。。。

 その時、わたしは体調が回復したら、この色の持つ意味を確かめてみよう、きっとそこには何かある。そう、こころに誓ったのです。


 続きはまた次回、書きますね、、、

最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
writer : Dr.hal | カラーセラピー | comments(0) | - |


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